ネットで粘着嫌がらせする人間も、実際には、ごくまれにしかいない。
日本社会全体からすると数千人~数万人に1人というレベルのゲスの中のゲスだけでしかないだろう。
しかし、それにもかかわらず、多くのWebサービスの開発において、粘着嫌がらせユーザによって問題が引き起こされることを恐れて、たくさんの広がりのある機能を諦めざるをえず、多くの可能性が殺されている。
もちろん、これらはスパムにひっかかるマヌケや、自動販売機を壊してお金を盗むクズや、粘着嫌がらせをするゲスに限った話ではない。
リアル社会でも、ネットでも、ごくごく例外的などうしょうもない最低最悪の人間が、社会構造のかなりの部分を決定してしまっている。
よりよい社会のヴィジョンを描くとき、この「最低最悪のクズ」が社会に対して持つ構造決定力を無視して理想論をいくら語っても、それはただの夢想に留まる。